1996-12-16 第139回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第2号
先ほど丸投げの問題が大分出されましたけれども、やっぱり日本の福祉自身が公共事業的、土建国家的な色彩があるということがあってああいうことが起こったんじゃないかと思うんです。
先ほど丸投げの問題が大分出されましたけれども、やっぱり日本の福祉自身が公共事業的、土建国家的な色彩があるということがあってああいうことが起こったんじゃないかと思うんです。
第二点に、福祉というものは負生産的あるいは社会の効率を乱すものではなくて、それは福祉自身が新しいニーズ、人間的なニーズ、ヒユーマン・ディベロプメント、人間の能力の発達という点においてもその基盤を支えるだけではなくて、次の二十一世紀がいわゆるナリッジ・ベースド・エコノミー、知的情報というものを基盤にした、つまり物的生産のウエートが相対的に下がって、人間の福祉であるとか医療であるとか地球環境であるとか人間
そういう面と同時に、現在の異常なインフレーションのもとで、見せかけの福祉自身が完全に破産してしまっている。こういう点考えますと、今日の福祉政策を前進させていく上でも、現に進行している深刻なインフレーションを、やはり押えていく手だてを十分にとっていくということが、何といっても大前提だし、出発点である。
昼間は人数は少ないけれども、観光客で夜は一ぱいになっちゃう、倍にもなるという地帯、この地帯の地方住民は、あるいはそこの地方自治体の長は、このような事柄が放置をされておると、本来つとめなければならぬところの地方住民の福祉自身に手が回りかねるようになる、こういう主張を続けておられます。
それから公共の福祉云々でありますが、これは公共の福祉の強さ、弱さというような、公共の福祉自身の強さ、弱さということは、これは判断の問題であろうと思います。